コラムと言うか、雑談の延長線上で書いているこの「Phaseシリーズ」、第5弾はガンダムです。これを書くと、自分の好きなもの、だいたい書き終わります。そのうちまた新しいテーマで書くでしょうが、とりあえず、これでしばらく書かないと思います。
自分は、アニメというジャンルが好きでガンダムにはまった、というわけではないです。どちらかというと、小学生とかが読む「コミックボンボン」っていう月刊雑誌に載っていた「超戦士ガンダム野郎」っていうマンガから好きになっていったような気がします。みなさん知ってますかね?つまり、元々ストーリーというより、そのデザインに惚れたんでしょうね。アニメ好きってわけじゃないんです。
まぁ、そういった経緯があるため、自分が最初に作ったプラモは「元祖SDガンダム」や、「BB戦士」といったシリーズだったりするわけです。って、モノがどんなものかわからない方も多いでしょうねぇ…。まぁ、小学生とかにも簡単に作れるようなものです。いまうちにあるものは全部ボロボロです。パーツを組み合わせて遊んでいたので、折れたり、もう原型とどめているものが少ないのです。
ただ、矛盾してるようですが、アニメに縁がなかったわけではないんです。初めてリアルタイムで見たアニメは、「機動武闘伝Gガンダム」でしょう。このぐらいの作品がリアルタイムな世代なのです。
ただし、毎回みていたわけではないため、いまでも印象に残っているのは、やはりラストの場面でしょう(笑)見てない方がいると困るので、あえていいませんが、衝撃的ですね、あれは。過去の作品をさかのぼって全部見ましたが、それを見たあとにこの作品に出会っていたら…ガンダムを好きでい続けられるのかわかりません。
その直後放送された「新機動戦記Wガンダム」はほとんどみた記憶がないし、「機動新世紀Xガンダム」も途中で時間が変わったりで印象はあまりないです。ただし、「Xガンダム」は初めて1/144モデルのプラモを組み立てた作品だったりもするので、結構記憶にはあります。(ただし、Xガンダム時代作り上げたプラモも、現存するものが一つもありません。元祖SDやBB戦士と同様の理由により。)
その後に放送された、「∀ガンダム」ですが、放送当初、これをガンダムとは認められなかったです。あのヒゲはありえない。この頃、ガンダム熱は冷めていた。
最近、エヴァを初めて見る機会を得まして、エヴァってものを見てみると、やはりエヴァって作品の影響力ってのは相当なものがある、と実感しました。そりゃあ、WガンダムやXガンダムじゃこれには勝てないでしょうね。ガンダム自体の人気が下火になっていたと思います。
ガンダムをしっかり見るようになるまでの一連の流れはこんなところです。このガンダム熱が冷めていたという間にも、ゲーム(SDガンダムGジェネレーション)や、OVA(本編から外れた外伝的要素が強い作品)の「機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー」をたまたまみていたりはしていたんです。いま思うと、なんだかんだでずっと好きなんですかね。ただ、アニメを見る年でもないか、と思って、避けていたのかもしれませんね。スーパー戦隊や仮面ライダーものを、小学生上級生になってくると見てることが言えなくなって来るのと似たような状況で。
改めてガンダム熱が復活したのが、「機動戦士ガンダムSEED」だったことは間違いありません。最初見るつもりなかったんだけど(ってか、時間帯が悪いしね)。でも、ガンダムがかっこよかったんです、デザイン。で、その他にもアニメーション技術の進歩なのか、とにかく絵が新鮮だったんです。そこからガンダムにたいする関心が復活しました。僕的には、「エールストライクガンダム」のデザインが大好きで。いま考えると、テレビで放映した作品としては、はじめて通してみた作品だったんですよね。
続編である「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」ももちろん見ましたが、この作品は全体的にいただけない展開でしたね…。
一応、完全版ラストを見て、納得することにしたんですけど、全体的に流れをつかみづらかった。
もし、さらに続編だすなら、もう少しわかりやすくしてほしいものです。
ただ、機体のデザイン的には好きなものが多かったです。「デスティニーガンダム」が一番好きですね。結局強ければいいのかな、と思ってしまう。そんなこともないとは思うのですが。
ま、そんな感じで近年放送された作品を見ていると、極めたくなるのが自分の信条なもんで、「機動戦士ガンダム」劇場版3部作を制覇し、続いて「Zガンダム」、「Wガンダム」も制覇。そして、「ガンダムZZ」も見終わりました。
また、映画の「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」、OVAである「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」、「機動戦士ガンダム第08小隊」も見ました。
ここまで来ると、全部見るまでは終われない人なので、映像作品は(注・ガンダムの中には小説だけで展開している作品などもある。)、完全制覇しました。∀ガンダムとファーストガンダムは劇場版で、ということなので、時間があるときにテレビ版をじっくりみたいとは思っていますが。
さて、なんでガンダムが面白いのかについて考えてみます。
僕が最初にはまったのは、単純にガンダムと呼ばれるMS(モビルスーツ)たちがかっこいいと思うから。
そのあとさらにガンダムにはまっていったのは、ストーリーの切なさ、オトナが楽しめる作品だったからかと思います。ただの主人公が機械扱って、悪役倒して一件落着みたいな作品ではなくて、タイムリーな話もうまくとりこみながら作成されていたりするわけです(「ガンダムSEED」にはコーディネーターと呼ばれる遺伝子操作ですぐれた能力を持った人たちと、そうでない人たちの戦いが根底にある点など)。そういった面が、魅力なのではないかな、と思います。
なんせ、小学生の頃に見て、全てを理解できたかわからないくらい、結構深い作品ばかりですからね。見終わった作品でもいまだに作戦名とか出されてはっきりと思い出せないことがあるぐらい、中身が詰まってますからね。
個人的な好みをいえば、作品としては「機動戦士Zガンダム」でしょう。そして、MSで一番かっこいいと思うのもZガンダムですね。あのスマートさと、変形のかっこよさ。なにをとっても「これぞガンダム!」といった印象があります。全体的にZガンダムシリーズのガンダムは優秀な機体が多いです。デザインでいうと先ほどにあげたSEED作品は好きなものが多いですが、SEEDは「強すぎる・パワーバランスが悪い」という作品自体の欠陥があるので、なんともいえません…。
最初の作品である「機動戦士ガンダム」(以下、ファーストと称す)は作品自体が古いものなので、あまり共感などできないので、それほど思い入れはないです。
作品としての完成度が高かったのは、意外にも「∀ガンダム」でした。MSのデザインも見直しています。百聞は一見にしかず、です。でも、やはりこの作品は全部のガンダムを極めたあとに見るべき作品ですね。
では、好きなキャラクターは、となると、いまはクワトロ・バジーナですね。逆シャアのシャアは好きになれなかったので、Zのクワトロさん、ということです。そこはこだわっています。たまに、「まだだ、まだ終わらんよ!」ということがありますが、彼の発したかなりお気に入りなセリフです。
でも、アナベル・ガトーも捨てがたいっす。0083でのかっこよさは、完全に主人公であるコウ・ウラキの比じゃないです。あれはガトーの物語ですね。
よく考えると、ガンダムは敵キャラの方がかっこよく描かれることが多いですね。地球連邦軍はくさった人たちばかりだし。敵キャラが渋くてかっこいいかで、作品の出来も違ってくるような気がします。僕の好みを考えると、ですが。
では、最後にオススメ作品などを。
やはり、ファーストガンダムは避けて通れないので、劇場版3部作でもいいのでここから見るのがベストでしょう。
ガンダムのなかで、非情さ、救いようのないダークさ、切ない、といった部分がかなり深く描かれているのは「Zガンダム」だと思うので、僕の好みとしては、ここを見てもらいたい。
でも、ライトなファン、また女性にも見やすいものを考えた場合には、「ガンダムSEED」や「Wガンダム」がオススメです。特に、SEEDは恋愛なども他より描かれている部分が強いし、ストーリーもわかりやすい(逆にいえば少し幼稚)ので、入門にはぴったりです。
漢のかっこよさをみたいならOVA作品の「0083」や、「第08小隊」などがよいでしょう。OVA作品なので、話数も少ないのでコンプリートが簡単でもあります。
完全な娯楽作品がみたいなら「Gガンダム」でいいと思います。この作品は脳みそが疲れない痛快作品に仕上がっていますし。漢のかっこよさ、友情、とにかく規格外の作品です。
そして、最後にぜひとも「∀ガンダム」を!しっかりまとめてくれます。
逆に、最初からみない方がいいという作品は「SEED DESTINY」と「逆襲のシャア」「Vガンダム」でしょうか。
「SEED DESTINY」は単純に【駄作である】という理由。
「逆シャア」はファースト~ガンダムZZまでの作品を見てからでないとつまらないので、最初はみないほうがいい、というまともな理由です。
また、「Vガンダム」は最後の最後まで救いがほとんどない作品で非常に鬱になる、ヒロインの変貌についていけない、などという理由からオススメできません。コアなガンダムファンがみてナンボの作品だと認識しているので、とてもじゃないけど最初から見ないほうがいいんじゃないかと考えています。
もちろん、このつまらないわけではないのですが、この3作品からはじめると、ツライだろうな、という思いがあるので一応挙げておきます。
最後に。
今年の秋からまた新作が放送されます。時代軸が西暦という、リアルの世界の未来を描くというチャレンジをするようです。不安もありますが、どういう作品かしっかり観たいと思います。
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